様々なジャンルの本を取扱ってくれるバリューブックス
「VALUE BOOKS(バリューブックス)」はISBNの付いているあらゆるジャンルの本を取扱ってくれる古本屋です。
お店の名前をどこかで名前を聞いたことがあるなという人もいると思いますが、この「バリューブックス」はもともと「せどり」と言われるネット上での販売を通して事業を拡大したという異色の経歴を持っています。
現在でもAmazonの中古書籍を検索すると高確率で登場する店舗名となっており、かなり手広くネットでの中古本販売をしていることが伺えます。
ちなみに「せどり」というのは以前よりあるネットショップの形式の一つです。
運営会社である株式会社バリューブックスの代表である中村大樹さんは、大学卒業後約2年間をその「せどり」によって生計を立ててきたという方です。
24歳で起業をし、その後10年間も会社を運営している訳ですから、古本売買に関してはかなり専門的な知識を持っていたということがわかります。
そもそも「せどり」という方法は誰でも簡単にできるものではなく、できるだけ価値のあるものを安く購入して、それを本当に欲しい人に価格をつけて売るということで成り立ちます。
特に書籍というのは大手古本屋では価値のある学術書が100円で売られているなど全く基準のない世界となっているので、そこをうまく使った商売です。
1日2万冊を仕入れて査定をする
現在もバリューブックスでは一日あたり1万冊の売上を通販であげていると言います。
通販を中心に行っている会社ということもあり、買取は基本的には宅配によって行われる形です。
申し込み方法はまず公式サイトより会員登録をして、そこで梱包した書籍を引き取ってもらいます。
なおバリューブックスでは宅配キットの取り寄せサービスは行っていないので、買取をお願いする本の梱包は自分で行わなければいけません。
梱包した箱などはサイトで予約をした日にヤマト運輸が引取に行くので、そこでバリューブックス倉庫に送られ近日中に査定額が提示されます。
1回あたりの申込みは39箱まで対応しているということなので、あらかじめ分量については確認をしておくとよいでしょう。
買取をしてもらうときに査定のみを依頼するということもでき、内容に納得ができないという時にはそのまま送料無料で返送してもらうことが可能です。
「ソクフリ」というサービスを使用すると、査定金額への了承を確認せずにすぐに振り込みしてもらうこともできます。
引っ越しなどで大量に古本が発生した場合などは、面倒な手間を省くために利用をしておくとよいでしょう。
なおバリューブックスの本社および倉庫がある長野県上田市では直接買取と販売もしています。